究極のアウトソーシング?

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質問を作るのは、かなり骨の折れる作業です。
我々議員の主な仕事は、行政のチェックと議員立法も含めた政策提案です。
行政が行っているあらゆる分野の政策についてそれが適切に行われているのかどうか、さらにはその施策が必要なのかどうかをチェックし、課題が見つかれば議会で行政側を問いただし改善を求めます。
また、今後必要であると考える施策の提案を行ったり、条例案の提示を行ったりもします。
その場所の一つが議会質問なのです。
ですから、質問を行うためには、まずは綿密な調査が必要となります。市の施策の調査、財務状況の調査、現場の運用実態の調査、市民のニーズの調査、他都市の実施状況の調査etcetc。
議会は年5回ですが、その合間はひたすら勉強と調査を行っているのが実情です。市内や市外の視察やヒアリングもしょっちゅう行っています。
さて、川崎市議会の場合、定例会ごとに全員が質問を行うことがで可能です。交渉会派に属している場合は、さらに代表質問があります。定例会(臨時会)は年間5回ですので、1年間で10回分の質問を作成していることになります。
地方議会の運営は、地方ごとに異なり、個人質問の回数も自治体によって異なりますが、川崎市の年5回はかなり多い方です。例えば神奈川県議会の場合、個人質問は4年間に1回か2回あるかどうかと言ってました。
ホント大変ですが、それだけ市政に関して物申せる機会が与えられているわけですから、議員の本分として全力で取り組んでおります。
さて、その質問、「行政に質問を作ってもらう議員」が居るらしいです。
それも色々な地方で結構ある話との事。
そういう方は、何のために質問するのでしょうね?
広報誌に「△△について質問しました!」と掲載するためだけなのかもしれませんが、だとしたら情けない話です。
「あ、これは職員が作成した質問だな」と判るわけではないので、そういう議員がどの地方にどの程度存在するのかはわかりませんが、とりあえず一言。「仕事さぼっちゃダメ!」。
小田りえ子