パレートの法則的には

20160618
今週は一般質問の答弁調整を行っておりました。
答弁調整とは、議員がどういう質問をするのかを行政に伝え、行政が回答を返すというものです。「調整」と呼ぶくらいですので、内容のすり合わせがあります。
行政側は質問日の前までには答弁書を返しますが、これが一言一句違わぬようきっちり作りこんだ原稿になっています。「てにをは」レベルが変わっただけで再提出してくることもあり「そこまで作りこむのには時間かかるだろうな」と思っています。
一方、私も新人の頃はきっちり原稿作って渡しておりました。そういものだと思っていたので慣例に従っていた訳です。

でも、何年もそれを繰り返しているうちに「原稿を読み原稿レベルまで作るのは意味がない」と考えるようになりまして、徐々に簡素化しておりました。
で、今回はほぼ箇条書きレベルで提出したのですが、担当の職員さんたちが「原稿下さい」「原稿はいつになるでしょうか?」と悲しそうな顔をして聞いてくるのです。

他の職員さんたちに聞くと、議員質問もきっちりしたものを欲しがるのは質問と答弁のニュアンスがずれたり、聞かれたことに対して答弁が抜けていたりすることを防ぐため、ということらしいです。また、議会で議員に答えたことは実行する義務がある!!という意識が強いのだそう。尊重してくださっていることはありがたいことです。

・・・・ということで、今現在原稿を書いているところです。読み原稿までは作りませんが、当日議場で言うであろう主張や意見要望を書き足しています。

さて、行政側がここまで原稿を作りこむことについてですが、受け取る方としては確かに安心しますが、言いたいことが書いてあって文章として8割がた完成していたらそれで良い気もしています。ハインリッヒの法則ってあるじゃないですか、2:8の法則と言われるアレです。あ、間違えた、パレートの法則です。ハインリッヒは事故の方でした。

パレートの法則を作業時間に当てはめると。作業の残り2割を仕上げるのに、それまでの8割仕上げた時間より数倍時間がかかる『作業時間の8割は、のこりの2割が占める』ということになります。これは経験上だいたい合っていると思います。文章などは書きたいことは短時間で書けますが、文章の分りやすさや文法の正確さや読みやすさを入れていくと、とっても時間がかかります。
職員の方も、答弁書作るのに「てにをは」を含めそういう部分で時間かかっているんじゃないかな~と思っちゃうわけです。

・・・まあ答弁調整そのもを止めてしまう。という手もありますけどね。そのあたりはバックナンバーに結構書いてますので良ければ是非(あからさまなアピール)

川崎市議会議員
小田理恵子